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特殊伐採2026.06.20

特殊伐採とは?重機が入らない場所の木を安全に伐る方法

特殊伐採とは?重機が入らない場所の木を安全に伐る方法

「家のすぐそばに大きな木があって、台風のたびにヒヤヒヤしている」

「お墓や神社の境内にある木を伐りたいけれど、重機が入らなくて困っている」

「他の業者さんに、場所が難しいと断られてしまった」

こうしたご相談がよく寄せられます。

木を伐ると聞くと、重機やクレーン車でダイナミックに……というイメージがあるかもしれません。たしかに、広い場所ならそういう方法もとれます。

でも実際には、住宅のすぐ横や、急な斜面、お墓、神社やお寺の境内、山の奥まった場所など、機械がどうしても入れないところに木が立っていることも、けっして少なくないんです。

そんなときに頼りになるのが、「特殊伐採」という方法です。

特殊伐採とは

特殊伐採は、作業者が自分の体で木に登り、ロープや専用の道具を使いながら、枝や幹を少しずつ切り分けて下ろしていく伐採方法です。

木を根元からドサッと一気に倒すのではなく、まわりの建物や墓石、電線、大切な庭木などを傷つけないように気を配りながら、上の枝から順番に、ていねいに作業を進めていきます。

少し手間も時間もかかりますが、そのぶん、重機が入らない場所や、木を倒すスペースがない場所でも対応しやすいのが、いちばんの強みです。

ふつうの伐採との違い

ふだん木を伐るときは、倒したい方向に「受け口(うけぐち)」という三角の切り込みを入れ、その反対側から少しずつ切り進めて、狙った方向へゆっくり倒していきます。まわりに十分な広さがあるときは、これが基本のやり方です。

開けた場所で、幹に受け口を作りチェーンソーで木を伐倒しているところ
▲ふつうの伐採。受け口を作って倒します

ところが、木のすぐそばにお堂や建物、電線などがあると、この方法は使えません。木を倒す場所が、そもそもないからです。

建物のすぐそばに立つ、境内の高い木
▲建物に囲まれているイチョウ

そういうときは、作業者が木に登って、上のほうから枝や幹を少しずつ切り、ひとつずつ下ろしていきます。

建物のそばの高木に登り、上から順番に伐っていく作業の様子
▲神社の屋根にかかっている枝

そして、切った枝や幹をそのままドサッと落としてしまうと、下の建物や地面を傷つけたり、思わぬ事故につながることもあります。

そこで、ウインチ(巻き上げ機)やロープを使って、一本ずつ、安全な向きへゆっくり下ろしていきます。下ろす向きを、ロープで少しずつ引きながら調整することもあります。

ウインチとロープを使い、木を下ろす方向を調整しながら安全に作業している様子
▲ウインチで引っぱり、安全に下ろします

特殊伐採が必要になりやすい場所

たとえば、こんな場所では特殊伐採が向いていることが多いです。

  • 家や倉庫のすぐ近くにある木
  • お墓や石碑の近くにある木
  • お寺や神社の境内にある高木
  • 急な斜面や山の中にある木
  • 道が狭く、重機やクレーン車が入れない場所
  • 枯れ枝や倒木のおそれがある木

「うちみたいな場所でも、お願いしていいのかな……」と迷われることもあるかと思います。

でも、どうか気がねなさらず、まずは一度ご相談ください。実際に現地を見せていただいたうえで、いちばん安全な方法を一緒に考えます。

安全に伐るために、大切にしていること

特殊伐採は、高いところでの作業や、ロープを使った作業が中心になります。だからこそ、作業に入る前の確認と、安全への気配りを、何よりも大切にしています。

こもれび林業では、作業の前に必ず、木の状態とまわりの環境をしっかり見せていただきます。

主に確認しているのは、

  • 木の高さや太さ
  • 枝の広がり方
  • 木の傷みや枯れ具合
  • 建物や墓石との距離
  • 作業できる足場
  • 切った枝や幹を下ろす場所

といったところです。

木は一本として、同じものがありません。立っている場所も、傾きも、傷み具合もそれぞれ違うので、同じ木の伐採でも、その日その場所でやり方は変わってきます。

「とりあえず伐ってしまおう」ではなく、「どうすれば、いちばん安全に進められるか」を、いつも考えながら作業しています。

重機が入らない場所でも、できることがあります

「道が狭いから、きっと無理だろうな」

「斜面だし、断られるかもしれない」

「お墓のすぐ近くだから、傷つけたら……と思うと頼みづらい」

そんなふうに思って、そのままになっている木はありませんか。

そういう木も、特殊伐採でなら対応できることがあります。

とくに台風や強い風の前後は、枝折れや倒木のご相談がぐっと増える時期です。

「最近、木が大きくなりすぎた気がする」「枯れ枝が目立ってきた」と感じたら、早めに一度見ておくと安心です。

まずは、現地を見せてください

木の状態やまわりの様子は、お写真だけではどうしても分かりきらないことがあります。

こもれび林業では、実際に現地を確認させていただいたうえで、安全な作業の進め方とお見積りをご提案しています。

益田市の周辺で、重機が入らない場所の木や、「他社で難しい」と言われてしまった木のことでお困りでしたら、どうぞお気軽にご相談ください。

木のことで困っておられる方の力に、少しでもなれたらうれしいです。

こもれび林業は、島根県益田市を拠点に、特殊伐採・高木伐採のご相談を承っています。

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