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木の豆知識2026.07.19

木陰はなぜ涼しい?木がつくる3つの理由

木陰はなぜ涼しい?木がつくる3つの理由

みなさん、こんにちは。

夏らしく、暑い毎日が続きますね。

7月の三連休もお天気に恵まれ、山や海などお出かけの方も多いのではないでしょうか。

私の住んでる地域、益田市匹見町には、山奥に「匹見峡レストパーク」というキャンプ場があります。

この写真のように、木にたくさん囲まれているキャンプ場なので、涼しさを求めて、今日も多くのお客さんが訪れていました。

今回は木が作り出してくれる「木陰」についてスポットを当ててみます。

都会のビルの影に入った時と、森の中の木陰に入った時、大きく違いのでる”涼しさ”について解説していきます。

木陰の涼しさには、大きく3つの理由があります。

今回はその3つの理由を順番に見ていきましょう。

理由1.葉が日差しをさえぎる

一枚一枚の葉が、小さな日傘のように光を受け止めます。

たくさんの葉が重なることで、木の下に大きな日陰が生まれます。

そのぶん、私たちの体が受ける熱も少なくなります。

理由2.地面が熱くなりにくい

夏の道路では、足元からもわっとした熱を感じることがあります。

日なたの地面は、太陽の光を受けて熱くなり、ため込んだ熱を周りへ放ちます。

木陰の地面には強い日差しが当たりにくいため、足元から受ける熱もやわらぎます。

環境省が紹介している一例では、日なたと木陰の気温は、どちらも約30℃でした。

それでも、日なたの路面は50℃近く、木陰の路面は約32℃でした。

気温が同じでも木陰が涼しく感じられるのは、地面から受ける熱が少ないからなのです。

理由3.葉から水蒸気が出る

木は、根から吸い上げた水を葉まで運びます。

その水の一部は、葉にある小さな穴から、水蒸気になって空へ戻ります。

これを「蒸散(じょうさん)」といいます。

水が水蒸気へ変わるときには、周りの熱が使われます。

打ち水をした場所が少し涼しく感じられるのと、よく似た仕組みです。

木陰が涼しく感じられる3つの理由を説明したイラスト

3つの理由が、重なり合って

木陰は、ただ暗くなっているだけではありません。

葉が日差しを受け止め、地面が熱くなるのをやわらげ、根から吸い上げた水を空へ返しています。

暑い日に木陰でひと休みしたときは、少しだけ頭の上を見上げてみてください。

重なり合う葉や、そこからこぼれる光を見ると、木がつくってくれている涼しさを、いつもより近くに感じられるかもしれません。

木を見ていると、季節が少しずつ動いていることに気づきます。

こもれび林業は、そんな木が好きで、この仕事をしています。

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